2025/10/05 15:34

 蔵王(ざおう)の土でつくられる「蔵王焼」

万風窯さんは、宮城県と山形県をまたいだ蔵王山(宮城側)の麓、遠刈田温泉にあります窯元で、親子二代で営まれています。
蔵王の土を使った“蔵王焼”は、青色が非常に美しく宮城のお土産としても人気。

吸い込まれるような深いブルーは「蔵王の空気や水を閉じ込めたよう」。
自家製の釉薬(ゆうやく)を用いて、このような美しい色をだします。


とはいえ青一色だけでなく、優しいグレーや白、飴色のようなブラウンなど、さまざまな表情の器が並びます。




■ room11でお取り扱いしているアイテム

当店では、以下の器を中心にお取り扱いしています。

  • マグカップ

  • 小皿(豆皿・取り皿)

  • ゴブレット(脚付きカップ)

どのアイテムも、日常の食卓にすっと馴染みながら、ひとつ添えるだけで“特別なお茶時間”にしてくれる存在です。




■ 宮城を代表する窯元として、旅館やホテルでも採用

万風窯さんの器は、宮城県の秋保温泉にある「星野リゾート界」さんの酒器としても採用されており、宮城を代表する窯元として多くの方に愛されています。

それでも、実際に手に取ると決して気取らず、どこか素朴で温かい。
「毎日使いたくなる器」として、暮らしに寄り添ってくれる優しさがあります。

(万風窯、一代目の万風氏。)

雄大な蔵王山の土をつかった器を、毎日の食卓にぜひつかってみてください。